2/8(月) 6:10配信
ステイホームが骨折リスクに?
手遅れにならない為に!
Q.そもそも、運動不足とはどのような状態のことを指すのでしょうか。 寺尾さん「世界保健機関(WHO)は週に150分の緩い運動、もしくは75分の激しい運動を行っていない状態を『運動不足』であるとしています。厚生労働省は1日あたり、男性9200歩、女性8300歩の歩行や、週2回以上、1回30分以上の運動を行うことを勧めていますので、これらの条件を満たしていない場合、運動不足といえます」
Q.運動不足を自覚する人の中には「段差がないところでつまずくようになった」「転びそうになる回数が増えた」などの変化を自覚する声があるようです。実際に運動不足によってこういったことは起こり得るのですか。 寺尾さん「運動不足で転びやすくなることはあります。原因として考えられることは
(1)筋力の低下により、自分で思っているような動作ができていない
(2)バランス感覚の低下により、思ったような動作が行えない、の2つです。
まず(1)ですが、筋力が低下すると、以前と同じように体を動かしているつもりでも違う動きになっていることがあります。例えば、歩いているとき、通常でも足は地面から数センチ程度しか上がっていないのですが、筋力が低下するとさらに上がらなくなるため、低い段差でもつまずいてしまいます。その結果、転倒してしまうことがあるのです。
(2)についていえば、日常的に体を動かしていないとバランス感覚が衰えることがあります。つまり、極端に体を動かしていない状態では、バランス感覚の低下によって転倒してしまうリスクが上がるのです」
Q.運動不足によって、骨折のリスクが上がるのは事実でしょうか。 寺尾さん「事実です。骨は刺激を受けなくなると密度が下がります。宇宙飛行士が長時間、無重力空間で生活すると骨密度が低下するのと同じ原理です。骨密度が下がってしまうと、転んだだけで骨折してしまうことがあるため、運動不足によって骨折のリスクが上がる可能性があるといえます」
以上である!
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「病気や体調を崩してからでは、手遅れになりますよ!」